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映画「メランコリア」

地球への惑星衝突を描いた作品「メランコリア」。

まず冒頭、スローカメラによる映像はなんとも不思議な世界に誘われる。
2部構成となっており1部「ジャスティン」、2部「クレア」と対照的な姉妹が各主人公となる。
人物たちが皆、何を考えているのかわらず終始スリリングな感じや、
破綻しそうでしない物語展開も悪くはないが、
なんだろうこの映画全体から漂うモヤモヤ感は。

1部の結婚シーンが長すぎることや2部構成にする必要性を感じないこともあるが、
この映画自体の意図するものが今ひとつ不明。

監督自身が主人公であるジャスティンと同じうつ病を経験しており、
そのことが映画にも投影されているそうだ。

好意的に捉えると人類の滅亡を美しい映像と心理描写でみせようとした?
そうではなく大破局の前では普段から良識人ほどもろく、
精神的に病んでいるほうが前向きになれる、ということを言いたかったのか。
でも、そんなことわざわざ映画で表現することはない気がするぞ。


☆☆☆★★

惑星衝突による人類滅亡といえば、自分的に印象深いのは、
新井素子の「ひとめあなたに・・・」

人類の破滅よりも個人の心理描写が中心という点ではメランコリアと似ているかも。
可愛い文章とそれに似つかわしくない人の狂気と物悲しさのオムニバス物語。
誰かこちらも映画化しないかな~。


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20日のことですが、映画「メランコリア」を鑑賞しました。 監督はラース・フォン・トリアーということで 監督らしい作風で 全体にあるトーンが・・・ ラース・フォン・トリアーが描く終末モノなのですが 大きく分けて 前半と後半での構成 前半は結婚式から見える人間...... [続きを読む]

受信: 2012/03/05 08:46

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