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映画「新少林寺」

久しぶりな感じの正統派カンフー映画、「新少林寺」。

舞台は辛亥革命によって清朝が倒れた直後の中国。 軍閥たちが力を持ち小国の独裁者にように振るまい、 主人公である候杰もそうした軍閥の一人。 「やらなければやられる」と、兄弟の契りを結んだ義兄を殺害するが、 腹心の部下である曹蛮の裏切りにあい命からがら少林寺へ逃れる。 地位も家族も失い絶望の底に沈んだ候杰は過去を見つめ直し、 少林寺への入門を願い出る・・・。

カンフー映画といえばいかにアクションをかっこ良くみせるかということに
主眼がおかれストーリーも単純な勧善懲悪モノが多いが、
この「新少林寺」ではカンフーより慈悲を説く仏教精神が強く反映されていて、
候杰は憎い裏切り者である曹蛮に復讐するのではなく最後まで改心を迫る。
そうしたことが物語に何重もの深みを与えて、
この手の映画にしては思いかげず良質な人間ドラマに仕上がっていた。
あえて気になった部分を挙げると以下のとおり。
・少林武術が無敵というわけではなく、
 カンフーアクションによるカタルシスは弱め。
・ユーモア担当であるジャッキー・チェンが、
 子供をはじめ主要な登場人物も次々と命を落とすハードな
 物語からは浮いてしまっていた。
 そもそも笑いの要素はいらなかったのでは。
 どうせならジャッキーには少林寺の師兄役で出演してもらいたかったが、
 あの貫禄のついた体型では激しいアクションは厳しそう。
・悪役の曹蛮が前髪をたらし制服をだらしなく着こなし、
 カッコつけが過剰すぎてなんかホモっぽくみえた。

しかしそれ以上に熱い人間ドラマが面白かったので、
それほどは気にならなかった。

エンディングの歌もいいね~。
主題曲「悟」


☆☆☆★★

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