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一言読書感想:コミックスその1

「あっかんべぇ一休」(坂口尚)
TVアニメでおなじみ禅僧一休宗純の生涯を描いた作品。
でもこちらの一休さんは若い頃はひたすらストイック。
悟りを開いたあとも自由奔放なようでいて根は変わっていない。
臨終の際の高僧らしからぬ言葉も「人間」として生きた一休ならではの重みを感じる。

「MASTERキートン」(浦沢直樹)
考古学者にしてロイズの調査員、そして元SASサバイバル教官のキートン先生。
基本的には一話完結。人間ドラマを主軸にアクション、サスペンス、ほのぼのといった
非常にバリエーション豊かなストーリーが楽しめる。
ただ物語後半、キートンが主役らしい活躍がなくなっていったのが残念。
持っていたコミックスは売ってしまったので現在、完全版を買い戻し中。

「柔道部物語」(小林まこと)
まったくの柔道ド素人、三五十五は先輩に騙されて高校の柔道部に入るが、
強豪校との試合を通じその才能を開花させ全国の頂点を目指す。
すべての登場人物がキャラ立ちしており、爆笑もののギャグと
シリアスなアクションが見事に融合した学園格闘漫画の傑作!

「サザエさん」(長谷川町子)
朝日新聞に連載された4コマ漫画にして国民的漫画の代表格。
アニメのイメージで原作を読むとかなりブラックなサザエさんたちにとまどうかも。
社会風刺を扱った後期よりもユーモア中心の初期のほうが好みかな。
原作者の自伝ともいえる「サザエさんうちあけ話」もオススメ。

「よつばと!」(あずまきよひこ)
天真爛漫なよつばを中心にとーちゃんをはじめ出てくる人物が良い人ばかり。
クスっとさせられながらもほんわか気分になる。もうすぐ11巻が発売。

「ドラゴンボール」(鳥山明)
説明不要の国民的漫画にして世界的にも有名な人気作。
毎週ジャンプを立ち読みするのが楽しみだったが個人的なピークはサイヤ人編。
しかし登場時はかっこいいと思っていたピッコロやベジータが、
味方になったとたん噛ませ犬になってしまうのは残念。

「百物語」(杉浦日向子)
江戸時代の怪異を集めた短篇集。
妖怪や幽霊の類が特別な存在ではなく生活の一部であった時代を感じさせてくれる。
怖いだけではないどこか懐かしくもあり儚くもある余韻が残る作品。
作者が早逝されてしまったのが惜しまれる。
絵師、葛飾北斎を扱った「百日紅」と合わせて読むのがオススメ。


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コメント

アニメ 一休さん 懐かしいですね。最近のアニメ バトルものというか 宇宙戦争ものというか 多い気がします。昔から アニメで 宇宙戦争ものも あるのですが、子供のころ 見た 日本昔話 フランダースの犬
ムーミン アンデルセン 最近では おーい龍馬 トトロ アニメと子供の心について 考える時があります。アニメ同好会(名前検討中 子育て研究会(名前検討中

投稿: 村石太カナァ&童話星人 | 2011/12/28 19:33

「アニメ一休さん」といえばこんなシーンがあります。
太った人が一休さんにとんちで痩せさせてくれと頼み、
一休さんはあなたはもうすぐ病気で死ぬと伝えます。
そのまま月日は流れその人が一休さんに、
「ぜんぜん死なないじゃないですか。
おかげでご飯もろくに食べられなかった!」文句を言います。
一休さんはドヤ顔で「でも、痩せられたじゃないですか」
と答え、ガリガリになったその人は、
「言われてみれば痩せることが出来ました!」
と喜ぶというエピソード。
それを観て子供心に、
このガキとんでもない野郎だ!
と思ったことがあります。

投稿: ぽうせ | 2011/12/30 02:50

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