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映画「ミスト」

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映画館でホラー映画を観ることは、
あまりないんだけど現在上映中の「ミスト」という作品が
なにやら良さ気だったので観に行ってきた。

読んだことはないが原作はスティーブン・キングの短編小説で、
ファンの間では非常に評価が高く、
人気ホラーゲーム「サイレント・ヒル」の元になった作品だとか。

アメリカのとある田舎町。 ある日、大きなな嵐が町を通過する。 木々はなぎ倒され、電気が止まり、家の窓が割れるなどの被害を残して。 主人公は息子と共に必要物資の買出しのためスーパーマーケットに向かう。 他の買い物客に混じって買い物を続けていると、 いつのまにか異様な霧が町中を包み込んでいた。 そして血まみれになった男がスーパーに駆け込んできて叫ぶ。 「霧の中になにかがいる!」

この映画は二つの恐怖が主題となっている。
ひとつは霧の中に潜む正体不明の「なにか」。
もうひとつは密室に閉じ込められ恐怖に駆られた人間同士の狂気。


ロメオ版「ゾンビ」(建物に立て篭もる)
   +
「クローバーフィールド」(得たいの知れないなにか)
   +
「蝿の王」(扇動者と付き従う群集)

といったところで、ホラー物としてはオーソドックスな内容。

で映画の謳い文句にあった「映画史上かってない衝撃のラストシーン」。
ビジュアル的などんでん返しを予想していたが、そうきたか・・・。
全米では賛否両論だったらしいが、そりゃそうだろう。
まったくハリウッド映画らしくなく、
どちらかといえば妙にリアリズムを追求したヨーロッパ映画にありがちな感じ。

※以下ちょっとネタバレ(反転文字)
個人的にもちょっと、う~んなラストだった。
善悪云々ではない。
そういう展開にするのなら、もっと後味を悪くしてしまったほうがマシ。
現実にも同じような行為がたくさん存在しているのに、
この映画での表現はあまりにも軽過ぎる。
これをこの映画の最大の見せ場のように宣伝する姿勢にも疑問。

映画自体は終始ハラハラドキドキの連続で、
こないだ観た「クローバーフィールド」より、
はるかに面白かった。

この映画で描かれている恐怖シーンの数々。
霧のなかのアレはまず現実にはあり得ないが、
極限状態に陥った人間達のいくつかの救われない行動は、
シチュエーションこそ違えど実際にあり得るということが、怖い。

  


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