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映画「アース(earth)」

期限切れ前の1,000円チケットを使うべく映画館へ。

最初は「AVP2」を観るつもりだったが、
前作よりもイマイチそうだったので「アース」に変更。

で感想は思ったより感動しなかった・・・。

大変なお金と労力をかけたであろう映像は、
とても美しく迫力もあった。

でも全編に流れるストーリーというかメッセージが、
いかにも道徳くさく人間の都合のいい視点で描かれており、
「地球」というわりにはスケールが小さく感じてしまった。

自然は映画で語られるほど美しいばかりでなく
(家族向けということもあるのか残酷な描写はカットされている)、
また弱くもないと思う。

人間目線の自然観や環境保護というやつがどうも苦手だ。

将来、地球温暖化によってホッキョクグマが絶滅したとして、
その100年後に胸を痛める人間ってどれほどいるだろう。

ちょうど現代の自分達が過去に「絶滅させてしまった」モアやドードー鳥に対して、
さほどの感傷も持たないのと一緒ではないのか。

もっと身近な例でいえばこの映画を観たほとんどの人が、
絶滅の危機にあるホッキョクグマを可哀相と思うだろうが、
では同じく絶滅の恐れのあるゲンゴロウやメダカに対しても同じ感情を抱くだろうか?

生命の歴史を数十億年単位でみてみると、
大絶滅というのは決して珍しいことではない。
現在の人類は多くの生命の種を道連れに自滅することはできるが、
幸いなことに地球上すべての生命を絶滅させるだけの力はまだ持っていない。

たとえ人類がいなくなったとして、
核の冬、放射能に包まれた環境であっても
それに適応するいくつかの生命は生き残り、
数万、数億年かけてまた進化・繁栄していくだけのことだ。

なので環境保護を訴えるなら、
食料危機や感染病の拡大といった自己保身の立場で、
語ってくれたほうがわかりよい。

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コメント

人類は滅びた方が地球や他の動植物にとっては良かったりして。

まぁ、それはともかく、
迫力を楽しむならば映画館だろうなと思いつつ、
時間も無いですし、
観に行こうか悩んでいました。

投稿: ヒロ子 | 2008/02/07 21:32

人間は地球からは奪うだけで、
呼吸の際に二酸化炭素くらいしか与えませんからね。

「アース」はありのままの自然をみせたいのか、
感動する自然をみせたいのか、
それがちょっと中途半端な感じでした。

投稿: ぽうせ | 2008/02/07 23:54

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