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ある動画

最近、ユーチューブの宗教紛争を扱った某ドキュメント動画を観る。

7分足らずの再生時間だが、
集団による狂気がもたらす惨状がどういうものか、
ありのままの映像で詰め込まれていた。

組織的な憎悪。

復讐の連鎖。

戦争に巻き込まれるということは、
こういうことだろうと思う。

でも、インターネットというバーチャルな世界では、
どんな悲惨な映像も、
「グロ」「エグイ」「こんなのみたって全然平気」
という他人事としか捉えられなかったり、
それどころかスプラッター映画を観るような感覚で楽しむ人間も大勢いる。

それは死者に対する冒涜でしかない。

現実を知るためには、
目をそむけることなく直視することも
必要との意見もあるが、
果たしてどうなんだろう?

映像はあくまで映像であり、
現実を知るということにはならない。

まして実際の戦争体験を聞いても、
街中に転がる死体の山に、
最初の頃こそ恐怖や哀れみを感じても、
やがては感覚が麻痺していくそうだ。

現実を知る知らない以前に、
他人の痛みがわかる感性が
あるかないかが問題だろう。

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コメント

しかもそれは情報量が増えれば増えるほど、麻痺してくるのでしょうね
現代社会のほうが よほど神話の非現実的世界にいきているのかも

投稿: イーハト-ヴミュージック | 2007/10/21 01:48

記事の内容とは少し話がずれますが。

よく刺激的な情報が溢れかえって、
「子供に悪影響を及ぼす」
「普通はそんなことくらいで影響されない!」
という議論をみかけますね。

その普通ではない
人間(子供ではなく)が増えてることが問題なんですが。
原因は様々でしょうが、情報の洪水もその一翼を担っていると思います。

そもそもそういう煽る情報を流す側が、
他人にどう影響しようが知ったこっちゃないというのでは、
まともな議論が成り立つとも思えませんけどね。

投稿: ぽうせ | 2007/10/21 02:11

今のマスコミなんてとくにそれがあるし、面白おかしく変えられた報道ばかり見る視聴者も問題だ

投稿: イーハト-ヴミュージック | 2007/10/24 02:24

やらせ、捏造って、多分、昔からあったと思います。それが「情報化社会」になって外部にもれやすくなっただけかと。

でもマスコミの場合はそれで視聴者が操作されてしまうのが怖いです。

投稿: ぽうせ | 2007/10/24 11:13

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