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Time waits for no one

巷でいい!と評判の高い「時をかける少女」を観にいく。

映画館に着くと、えらい行列が。
そうか、今日は映画の日か!
座席が満席のため何年かぶりに立ち見で映画を鑑賞する(正確には通路にしゃがんで観た)。

さて「時をかける少女」といえば、元々は筒井康隆原作で過去何度も映像化されている。自分は原作のほうは読んでおらず、むかしTVで大林版「時をかける少女」を観たことはあったが、ラベンダーの香りを嗅いで主人公の少女が気を失うくらいしか憶えていない。なので特に思い入れがあるわけではない。

で、今回観た初アニメ版「時をかける少女」。
キャラクターの描写が素晴らしい、泣ける、女子高生の切ない恋、などの評判を聞いても、なにがそんなにいいのかあまりピンとこなかった。
でも物語が始まると、細かいことを考える余裕もなく、エンドクレジットが終わるまでどっぷり映画の世界に引き込まれてしまった。

真琴はドジで頭も良くないが、明るく前向きな女子高生。毎日、放課後になると同級生の功介、千昭の3人で野球を楽しんでいた。しかし、あることをきっかけに真琴はタイムリープ(現在の記憶を保持したまま、過去の自分に戻れる)の能力を身につける。日ごろのトラブルなどをタイムリープを使って解決していく真琴。やがて同級生が千昭に告白。また功介が好きだという後輩も現われる。真琴はタイムリープを使って、それぞれの恋が成功するよう導くが、真琴、功介、千昭の3人の関係にも微妙な変化が・・・。

ウソ事を本当らしくみせるアニメの特性が良く生かされている。
人物、夏の空、からくり時計、てんとう虫、セリフ、繰り返される日常、スローモーション・・・細やかな演出・描写がやたら上手い。
全編に流れる落ち着いた音楽もマッチしており、映画を盛り上げていた。
序盤はお笑いの要素が強く、真琴がタイムリープを使うたびに劇場では笑いが起きていた。ドラえもんの秘密道具を手に入れたのび太くんのごとく真琴はタイムリープを使いまくり、「こんな軽いノリで時間を飛んでいいんかいな」と少し思った。でもだんだん物語がシリアスになっていきラスト2回のタイムリープの場面では、それが一転、鳥肌が立つほど感動した。お見事!!

和子(真琴の叔母。歴代「時かけ」の主人公!)がなぜ絵画『白梅二椿菊図』の時代背景を知っているのか、そもそもあの絵はなんだったのか、××からきた〇〇が△△するのはいかがなものか(ネタバレになるので書けない)、といった疑問も残ったが、それでもこの夏だけではなく近年、久々に感動した映画だった。
今まで同じ映画を2回劇場で観たことはないが、初めてもう1回観たいと思ったよ。

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コメント

なかなか暇が無くて、ゲド戦記を観ていないのですが、アニメ「時をかける少女」も気になります。まぁ、どちらもDVDでもいいかな、と諦めかけているこの頃。。。

投稿: ヒロ子 | 2006/09/02 10:06

「時をかける少女」、監督、作画、美術など、なぜかジブリに関係ある人がそろっていて、公開されている劇場が少ないのがもったいないくらいクオリティが高かったです。
もし観れるものなら、劇場での鑑賞をおすすめします^^。

投稿: ぽうせ | 2006/09/02 13:18

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