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「ダ・ヴィンチ・コード」

世界的にベストセラーになっているダン・ブラウン原作「ダ・ヴィンチ・コード」文庫版(上・中・下)を読み終える。
読むまでこの作品のことはよく知らず、絵画ミステリーが主題の話かと思い長い事手をださなかったのだが、ブームに押されてしまった・・・。

ラングドンという宗教抽象学の教授が主人公のシリーズもので、「ダ・ヴィンチ・コード」は2作目にあたる。
シオン修道会、テンプル騎士団といった秘密結社や聖杯伝説が登場し、そして、あの○○○○にはなんと○○○が!!という、世界の常識が覆るような出来事を、あたかも真実であるかのように語られている。
読み始めの頃は密室殺人物かと思っていたら、読み終えてみるとどえらいスケールの話だった。
ミステリーよりもオカルト色が強く、ここらは読者の好き嫌いがわかれるところと思うが、元ムー読者としては、正統な推理物よりも面白いと思った。これがベストセラーになるということは、世界のみなさんも結構マニアックな話が好きなんだね。

同じように学者が、謎を巡って活躍する作品に映画「インディー・ジョーンズ」やコミックス「MASTERキートン」(現在、大人の事情により絶版中。なんだかねぇ~)などがあるが、これらの主人公と比べると、どうもラングドンさん、存在感が薄い。壮大な歴史の謎を、うんちくによって解いていくのはいいが、逆にいえば、そのためだけの存在となってしまっている。人間ドラマよりも、大風呂敷な舞台設定を楽しむ作品と割り切ってしまえばいいのかも知れないけど。
近々、「ダ・ヴィンチ・コード」が映画公開されるが、観に行くかどうかは微妙なところだ。

「ダ・ヴィンチ・コード」のなかで描かれる「歴史の真実」に興味のある人は、その元ネタがよくわかるサイト「レンヌ・ルー・シャトーの謎」をのぞいてみては。「○○○○の墓は青森にあった」という伝説くらいに思っておいたほうがいいだろうね。
ちなみにラングドンシリーズ、次回作のテーマは秘密結社の代名詞(?)「○リー○ーソン」との噂。

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コメント

観る前に読むか、読んでから観るか、迷うところです。とりあえず、映画は映画館で観たいと思っていますが^^
「MASTERキートン」絶版中なのですか!?
いい作品なのに。。。

投稿: ヒロ子 | 2006/05/09 20:49

「MASTERキートン」は原作の勝鹿氏と作画の浦沢氏との関係がややこしくなり、発行元の小学館が増刷できない状態だそうです。
全巻持っていたのに、古本屋に売ってしまったことが悔やまれます。
今ならプレミアがついて高値で・・・って冗談ですよ。

投稿: ぽうせ | 2006/05/09 21:59

そうか~、プレミアがつくのか…。
うふふっ、全巻持ってますよ♪( ̄▽ ̄)

絶版というのはもったいない…ホントいい作品なのにな~。

投稿: 猫 | 2006/05/10 22:21

訂正です。「キートン」は発行部数が多いので今はまだプレミアにはなってません。でも、将来、お宝に化けるかも・・・です。
「キートン」は優れたエピソードの宝庫ですよね(後半、やや内容が薄くなりますが)。
「ハーメルンから来た男」「豹の檻」「デビッド・ボビットの森」「アザミの紋章」「喜びの壁」・・・、たくさんあって書ききれない!

投稿: ぽうせ | 2006/05/11 03:14

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