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熊野古道を歩く①

熊野という名称には神々が集う野という意味があるそうだ。
そんな神秘的な雰囲気のする山の中を歩いてみたいと、熊野古道が世界遺産となる前から思っていた。
先日、仲間たちと熊野古道を歩く機会があり1泊2日で行ってきた。

予定としていたコースは1日目が那智大社から小口へと抜ける大雲取越と呼ばれるコースと、2日目小口より請川へ抜ける小雲取越コース、そこから本宮大社へと向かう。
コースについて事前に調べたところ小雲取越はハイキング気分で行けるが、大雲取越は、数ある熊野古道のなかでも難所と呼ばれている。道中、ダルや餓鬼といった妖怪や、死んでしまった肉親や友人が現れるとの言い伝えもある。恐ろしくも惹かれるものがある。

早朝、那智大社駐車場に着くが・・・、天候はどしゃ降り!
実は自分は知る人ぞ知る雨男。ここでもその実力が発揮されてしまったか・・・。
この雨の中、大雲取越を歩くのは危なかろうと中止となる。
う~ん、残念!
でもせっかくここまで来たので、大勢の観光客に混ざって那智大社をお参りする。
200651314
境内にある楠の巨木。中が空洞となっており300円で「胎内くぐり」ができる。
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有名な那智の滝。三重の塔と並び立つ姿が美しい。
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那智大社から廃校となった中学校を利用した宿、小口自然の家へ。出来てまだ新しいらしく清潔感がある。
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ボリュームのある夕食。写真には写っていないが、小鍋に天ぷらも付いている。
またこの宿では翌日のお弁当も用意してくれる。

すっかり有名となり訪れる人も増えた熊野古道だが、熊野詣が盛んだった江戸時代以前には、無数の路があったらしい。しかし明治以降、熊野詣をおこなう人が少なくなり、多くの路が山の草木の中に消えていった。現在、熊野古道として知られている路以外に、どんな路があったのかは、今では知る者もいない。なんだか、熊野詣の道中に行き倒れたり、山賊や狼に襲われたりして、人知れず命を落としてしまった旅人の姿と重なる。

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