狼とヤギの友情?
木村裕一作、あべ弘士絵による「あらしのよるに」シリーズという絵本がある。
初出は1994年と古いが、最近この絵本のことを知った。
地味な絵本界にあって200万部が売れ、この冬にはアニメ映画化される。
そんなに話題になる絵本とは、はてさて・・・、
と興味が沸きシリーズ1、2を読んでみた。
狼のガブ、ヤギのメイ、本来なら食う食われるという関係の2匹が、
嵐の夜に偶然出会ったことから、友情が芽生えるという物語。
文章にユーモアがあり、ひっかけや対比を多用した展開も面白い。
それでも物語序盤のせいか、まだ、それほどでもない。
このシリーズは6巻まである。
ラストでは、思いがけない感動が待っているのだろうか?
本の帯の推薦文をみると、悲劇ぽく終わりそうなんだけど・・・。
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