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高井田のラーメン

子供の頃、よく父親がラーメン店から具材を買ってきて家でつくっていた。
といっても上品にお持ち帰り用パックになって売っているわけではない。
ラップフイルムに包まれた麺、ネギ、シナチク、チャーシューといった具と、酒ビンに入ったストレートのスープを持ち帰るのである。ちょうど八百屋さんで新聞紙にくるまった野菜を買うのと同じ感覚。
時間をかけじっくり湯がいた極太麺と煮立ったスープをドンブリにあわせる。
スパゲティかい!という極太ストレート麺、ダシのたっぷり染み込んだシナチク、あっさりおいしいチャーシュー、濃い目の醤油味と、ラーメンと呼ぶよりも、まさに中華そばと呼ぶのにふさわしい。
やや刺激的すぎる辛さのスープが、コシコシの麺にからまり、それが絶妙のバランスとなっている。

この中華そば、高井田系(布施系)ラーメンと呼ばれていて、大阪では珍しいご当地ラーメンとして一部では有名なラーメンらしい。「住吉」「光洋軒」というお店が高井田系ラーメンの老舗として知られている。

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幼少の頃においしいラーメン=高井田のラーメンと刷り込まれているせいか、世間で美味しいと呼ばれるラーメン店に行っても、軟弱に感じてしまうことが多い。

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